布団と湿気
布団にはダニがたくさんいるということは知られています。
その原因の一つがお布団のなかの湿度がダニが大好きな
湿度:70~75%くらいになりやすいということ。
しかも、昔のお布団は木綿の綿が使われており湿気を良く吸い発散しにくいものだったので
湿気が高いままになりやすくダニの温床となりやすかったのです。
なので、特に木綿のお布団は毎日のように天日干しをして、お布団を乾燥させておくことが
ダニ退治・予防の上でも大事でした。
最近は木綿のお布団は少なくなり、羊毛・羽毛・ポリエステル・ウレタン・真綿(シルク)などいろんな種類のお布団が出ていますが
木綿ほど湿気を溜め込む性質ではないものの、やはりお布団を清潔に、そして機能的に使いたいなら
乾燥させることは大事です。
お布団を乾燥させてふっくら!
お布団を乾燥させるということはダニの退治という意味でも重要ですが
お布団をよりふんわりと温かく使うためにも大事なことです。
お布団は暖かいことは大事ですが、蒸れてはいけません。
寝苦しくて睡眠の質が下がってしまいます。
しっかりと布団内の湿気を吸い取って、発散する。
これによって快適な寝床内環境が作り出されます。
(※寝床内環境=人が眠るときに接する、マットレスや敷き布団と毛布や掛布団で囲まれた空間の気候を寝床内環境)
お布団に湿気が多いと、お布団の綿もしぼんでしまいお布団本来の保温性が発揮できません!
外干しができない環境であれば布団乾燥機もお勧めです。
快適な睡眠のためにはお布団の乾燥を心がけましょう。