布団とダニ
主にチリダニ科に属した「コナヒョウヒダニ」、「ヤケヒョウヒダニ」という2種が一般家庭の中で見つかるダニは約30種類ほどいますが、
全体の8割以上を占めるほど多く見つかります。
布団はそんなダニが大好きな環境である、
温度:25℃程度 湿度:70~75%くらいになりやすく、
しかも人の汗や皮脂・垢などがダニの餌になってしまうので
家にいるダニの主な生息地となりやすいのです。
さらに羽毛や羊毛布団などの動物性繊維を使ったお布団であれば、
その繊維自体がダニの餌となってよりダニの大好きな状況を作り出してしまいます。
ダニとアレルギー
しかしダニがお布団にたくさんいるとどうなるか。お布団にダニがたくさんいるということは有名です。
ダニに噛まれて痛い!かゆい!
こういう心配をされる方が多くいらっしゃいます。
しかし、本当にダニの怖い所はアレルギーの原因となるところ。
もちろん噛まれたくもないですが、このダニにより喘息・アトピーはもとより、様々なアレルギー症状を引き起こす危険性があります。
じゃあダニをすぐに退治しなければ!
それはそうなのですが、殺しただけではダニの悪さは止まりません。
ダニがアレルギーの原因となるのは、その死骸やフンです。
乾燥して粉々になってしまったダニの死骸やフンは特に細かくなっており見えませんし、アレルギーを引き起こしてしまいます。
ですので、秋に多い喘息発作は6~7月に増殖し8~9月に死んだダニの死骸や残されたフンが原因と考えられます。
ダニの退治方法は?
それではダニはどのように退治すればいいのか、ダニが増え難くするにはどうしたらいいのか?
ということですが、ずばり、昔から行われていることですが掃除機がけとふとん干し!
生きているダニはなかなか掃除機で吸い取れませんが
アレルギーの原因となる死骸やフンは掃除機で吸い取れます。
また布団干しによって、布団をしっかりと乾燥させておくと
ダニが好きな湿度(70~75%)にならないのでダニは弱って、増殖を食い止めることが出来ます。
布団干しは日光の熱でダニを退治するわけではなく
布団を乾燥させることでダニが住み着けない環境にするために行うのです!
そして何と言ってもダニの死骸やフンなど、アレルギーの原因となるこれらは水に溶けます。
ウォッシャブルなお布団であれば選択してしまうのが一番手っ取り早く綺麗になります。
ダニの餌となる人のフケや垢、皮脂などもお洗濯できますのでダニの餌も無くなります。
掃除機がけも布団干しも大変・・・
でも布団干しにしろ掃除機がけにしろ毎日行うのはとても大変なことです。
しかも今は一人暮らしが多かったり、子供はいるけど共働きで毎日のお布団管理なんか無理!というご家庭も少なくないと思います。
そんな皆様のためにはお布団屋さんが考えなければいけない!
それらの布団を軽減できるモノを開発しなければいけない!
それでいて、羽毛布団のように軽くて暖かく、寝心地に関しても一切妥協しないようなお布団を作らなければいけない!
ということで、スザキーズという布団が開発されました。
ホコリやダニなど、アレルギーの原因となるものを排出し難く
ダニが好む動物性繊維を使いません。
そしてご家庭の洗濯機でもお洗濯可能なので、経済的!乾きも早いので、天気が良ければ洗ってその日に使えます。